はじまり
俺が労災を申請するにいたった理由はパワハラにより、うつを発症したためだ。
H××年 社内移動 パワハラ開始
↓
H××年 社内の医師に相談
↓
H××年 心療内科を受診
↓
H××年 上司に相談
↓
H××年 パワハラがエスカレート
↓
H××年 休職
↓
H××年 労災申請
↓
H××年 申請却下 今ここ
のような流れ。
労災についてネットで見れば目に付くのはひとりで出来るし、医療費がいらないからしないと損であるとかいいことばかり。
実際は申請しても三割しか通らないという狭き門。
精神障害の労災補償状況でググってPDFのページを見ればよくわかると思う。さらに下にスクロールすれば全国で格差があることがわかるはずだ。
通れば有難いが通らなかった場合のリスクを考えると会社に完全に敵対することになるので復職も出来ないわけだし、よく考えてから行動をするべきだ。
申請したばかりの頃の俺はやはり勉強不足であったと思うし、周りの人間を信じすぎていた。
さて申請する際、今思えば無謀としかいいようがないのが自分で作った資料を片手に労基にまっすぐ行った事。
労災の申請はひとりででも出来る。ただし、労基の言われるままを信じ行動した結果、俺は後にとんでもないことになってしまう。
労基に行くと聞かれるのは発症の時期である。これが一番大事。何故かというとそこから六ヶ月以前の出来事をパワハラかどうかの基準にするからだ。
つまり、その後の出来事や証拠は採用されないようなのだ。俺の場合も証拠があるのは発症時期と言われた時期から一年後であるため、証拠能力がないと労基に言われた。
録音もメールも日記も意味がなくなるなんて!と頭が真っ白になった。
あと六ヶ月以内に身内の死という基準的に重い出来事があるとパワハラとの因果関係を証明するのが厳しくなるかもしれない。
俺の場合は幸いと言っていいのか分からないが人格否定ではないが厳しい言動があったことを上司本人が認めてくれた。そのうえでパワハラがうつの原因になるほどではないと判定されたわけだ。
つまり発症時期、証拠等を含めて労基と話するには個人では限界があると思う。それに前提としてあくまで労基を信頼してというのがある。
個人的には信頼できるのは社労士と弁護士だけだと今回の件で俺は考えるようになったよ。
ほんと医者とか平気で嘘つくんだぜ...
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