労災とうつと俺

パワハラで休職中に労災申請するも却下され、現在審査請求にむけて動いている俺の記録というかつぶやき。
ここは俺があくまでしたことをつぶやいていくので閲覧された方がお前の書いてた通りにしたけど、
労災とれなかったぞ!と言われても責任はとれません。
行動を起こされる方は必ず専門家の意見に従って動いてくださいね。

嘘つきばっかかよ!

労災を申請するために心療内科の先生に相談しました。「院の方針で労災には一切関わらないようしてるのでしたいなら紹介状かいてあげるからよそ行って」

まじひとでなし。転院先の病院に労災の為の診断書書いて貰ったよ。

信じられないでしょうがこういう医者いるんですよ。

ちなみにカルテの開示請求(発症の時期をずらしたいので)を求めたところ「院の方針で(ry」と電話で相手にされなかった。

仕方ないので病院へ話しに行きましたよ!

「院の方針で...関わってると他の患者の治療が...がんと心療内科のカルテの開示請求には応じなくてもいい。法律で守られている。」

だってよ!カルテの開示は個人情報保護法25条ですることになってるんだぜ。義務なんだよ。ただ、開示にすることによって患者の病状の悪化するかもしれない時は別らしい。

なあ、これ法律で決まってても医者がこう言ったら開示請求応じなくてもいいわけ?

口ぶりから今までもこうやって騙してたんだと思うと腹立つ。もし、これから開示請求応じない医者と話す時は録音することをおすすめする。

しょうがないので保健所に事情を聞いて貰いました。すごく親身になって相談にのってくれましたよ。結果、治療内容を知る事により患者の病状が悪化するかもしれないのでとさも心配するフリをしていたようです。結局、開示しないよってこと。権威には弱いというか演技派みたいですね。

さて、文書でも一週間以内に開示しろよ?駄目な時は理由を明示しろよ?って送っているわけですがこの対応を見る限り無理ぽいね。

患者の病状が~って言ってるけど、会社の医者も今の病院もカルテ開示してくれたんだからな。

しかしまいった、どうやって開示させよう。

証拠保全という裁判所の執行官にきてもらう方法は二ヶ月くらいかかるとかお金が掛かるよ?とか。弁護士に依頼したよってケースだとかだし。ひとりででも出来るらしいけど抜けがあったりするらしい。俺、ひとりでできるもんはもう絶対しないようにしてる。

あとは医師会に相談するとか?

今回こんなことになって普通に生きてたら一生知ることなかったこと知ったけどあんまり嬉しくない...

ただ、このブログをみた人には俺とおなじ目にはあって欲しくないな。

なんでまっすぐ労基へ行ってしまったのか

今更後悔しても遅いけどあの頃の俺に会えるならアホか!っていいたい。

もし今、労災申請する方が見てるなら言いたい、ひとりじゃ無理です。

労災とれるとれないは分かんないけど今なら社労士さんか弁護士さんに相談してから行くね。

で、社労士さんも弁護士さんも労災を相談するなら"労働問題について強い人"じゃないとダメらしい。そして、そういう弁護士はいくらネットで検索してもでてきません。知らずにヒットしてても俺らは見分けがつきません。それならどうやって探すかというと

http://www.zenroren.gr.jp/jp/soudan/ に相談しました。無料で相談にのってくれます。ほんといい人です、アドバイスは的確だし。

まあ、ここの人に相談にのって貰ってもいいし社労士、弁護士を紹介して貰ってもいい。

話聞いて貰うだけでも全然違うよ。楽になる。

とれるかどうかは分かんないけどいきなり労基に行くのはおすすめしない。なんの武装もしないでいきなりボス戦するようなもんです。

あとは社労士も弁護士も1時間5000円~とかで(地域差はあると思う)相談受け付けてくれるので相談してみるのもいいと思う。

お金がない人は法テラスに聞けば貯金残高とか教えて(資産状況把握のため)通れば紹介して貰える。いろんな手はあると思うけど、とりあえず専門家にまず相談しましょう。

まあ、弁護士は法テラスいれないなら着手金とかでお金かかるんで自分のお財布と相談しよう。

基本的にひとりでも出来るよ!は罠。中立の立場の機関ですは敵だと思ってる。なので出来れば身内や嫁さん、とにかく相談出来る人を作りましょう。労災申請はほんと心が折れます、うつ治るわけないわ。

ほんとネットにはいろんな情報溢れてるけど、専門家の情報にはかないません。例えば申請の為の文書ひとつ作るにしても俺ら文作れないよ。専門家に依頼すれば文書作ってくれたりアドバイスもらえるからね。ストレス減ります。ネットで検索してもテンプレないからね。

はじまり

俺が労災を申請するにいたった理由はパワハラにより、うつを発症したためだ。


H××年 社内移動 パワハラ開始
        ↓      
H××年 社内の医師に相談
        ↓                 
H××年 心療内科を受診
        ↓
H××年 上司に相談
        ↓
H××年 パワハラがエスカレート
        ↓
H××年 休職
        ↓
H××年 労災申請
        ↓
H××年 申請却下 今ここ


のような流れ。


労災についてネットで見れば目に付くのはひとりで出来るし、医療費がいらないからしないと損であるとかいいことばかり。
実際は申請しても三割しか通らないという狭き門。
精神障害の労災補償状況でググってPDFのページを見ればよくわかると思う。さらに下にスクロールすれば全国で格差があることがわかるはずだ。
通れば有難いが通らなかった場合のリスクを考えると会社に完全に敵対することになるので復職も出来ないわけだし、よく考えてから行動をするべきだ。
申請したばかりの頃の俺はやはり勉強不足であったと思うし、周りの人間を信じすぎていた。


さて申請する際、今思えば無謀としかいいようがないのが自分で作った資料を片手に労基にまっすぐ行った事。
労災の申請はひとりででも出来る。ただし、労基の言われるままを信じ行動した結果、俺は後にとんでもないことになってしまう。


労基に行くと聞かれるのは発症の時期である。これが一番大事。何故かというとそこから六ヶ月以前の出来事をパワハラかどうかの基準にするからだ。
つまり、その後の出来事や証拠は採用されないようなのだ。俺の場合も証拠があるのは発症時期と言われた時期から一年後であるため、証拠能力がないと労基に言われた。
録音もメールも日記も意味がなくなるなんて!と頭が真っ白になった。
あと六ヶ月以内に身内の死という基準的に重い出来事があるとパワハラとの因果関係を証明するのが厳しくなるかもしれない。
俺の場合は幸いと言っていいのか分からないが人格否定ではないが厳しい言動があったことを上司本人が認めてくれた。そのうえでパワハラがうつの原因になるほどではないと判定されたわけだ。
つまり発症時期、証拠等を含めて労基と話するには個人では限界があると思う。それに前提としてあくまで労基を信頼してというのがある。
個人的には信頼できるのは社労士と弁護士だけだと今回の件で俺は考えるようになったよ。
ほんと医者とか平気で嘘つくんだぜ...